千種中学校のグラウンドにドクターヘリが着陸するのはご存知でしょうか?
まずドクターヘリとは、医療機器や医薬品を搭載した専用機体と医師・看護師を含む乗務クルーが基地病院に常駐し、要請に応じて患者のもとへ向かう、ヘリコプターを用いた医療システムです。重篤な患者により早く医療スタッフが接触して必要な評価や処置を行うことで、救命率の向上や後遺症の軽減を図るために設置されています。
兵庫県が配備する兵庫県ドクターヘリ(2013年11月より県立加古川医療センターで運航開始。播磨地域及び丹波南部地域の救命率が高いとされる50~70km 範囲をカバー)について、県立加古川医療センターが基地病院となっています。また、姫路市の製鉄記念広畑病院では、平成25年9月~平成26年2月末の期間にヘリポートおよび給油施設の建設工事を行い、平成26年3月22日より運用を開始しました。人口52万人を超える姫路市域を含む、人口80万人以上の中・西播磨地域における救命救急医療体制の一層の充実を図る機能を担います。
平成25年11月より兵庫県立加古川医療センターに普段はヘリコプターが駐機し、ここからヘリコプターが離陸して病院前活動を行なっています。平成26年度中に製鉄記念広畑病院にも週2回程度駐機し、残りを加古川医療センターに駐機となる計画です。
このドクターヘリが千種町では、千種中学校のグランドを臨時離着陸場として活用されています。
私たちの生活している山間部において、緊急を要する病気やけがなどに対応していただけるありがたい存在です。
千種中学校のグランドに離着陸する場合、危険ですのでヘリコプターに近づいたりしないようにし、迅速に対応していただくために協力したいものです。