この講演会は、宍粟市教育委員会、・たたらの里学園(町内の園小中高)・千種まちづくり推進委員会の主催で開催された講演会で、各種団体や学校園が連携して一堂に会そうと企画されたものです。
講演会第一部は午後1時より 『中高連携講演会』 と題して、きれいになった千種中学校体育館にて、千種中学生(1・2・3年生)と千種高校生(1・2年生)を対象に開催されました。
第一部に先立って合同給食交流ということで、千種高校生1・2年生は中学校で学校給食べ、島田先生にも自慢の千種の学校給食を昼食として食べていただきました。
高校生たちは手際よく配膳し、湯気の立つあったかいご飯や筑前煮を喜んで食べていました。
島田先生もきれいに完食してくださいました。
(この日の給食は100%兵庫県産素材のふるさとご飯でした)
講演会第二部は午後7時よりセンターちくさ4階大ホールにて、一般の方を対象に開催されました。
一部二部とも講師に“兵庫県児童虐待等対応専門アドバイザー”の島田妙子先生をお迎えして、「幸せってなんだっけ?~人にも自分にもあたらない人生~」と題して講演いただきました。。
島田先生は、ご自身の受けられた虐待の体験をもとに「“加害者”支援」やイライラや怒りと上手に付き合いコントロールする技術『アンガーマネジメント』の考えを交えながらの講演で全国各地を飛び回っておられます。
今回、中高校生から大人まで同じテーマで講演を聴くことにより、児童虐待や自分が加害者や被害者にならないために、先手先手を打っていこうという思いも込めて、島田先生に講演をしていただきました。
先生のお話に共感を持ったり、考えさせられたり、ときには笑いも、ときには涙も流れ、講演の中でもあった“喜怒哀楽”の感情を短い時間の中でしたが感じさせてくださいました。
(子どもたちの感想もたくさんいただきました。)
第二部は2時間の講演でしたが、あっという間の2時間でした。
参加してくださった皆さんからは、“もっと話を聴きたかった!”・“こんなに話に引き込まれたことは初めて!”・“もっともっとたくさんの方に聞いてほしい!”とうれしいお言葉もたくさんいただきました。
また千種町内だけでなく、宍粟市内や姫路からも講演を聴きに来てくださる方もおられ、先生の影響力の大きさも実感しました。
講演会終了後の先生の書籍販売コーナーでは、24日に発売されこの日が講演会初販売の新刊『虐待の淵を生き抜いて』を中心に先生のサインを入れていただき、販売させていただきましたが、こちらもたくさんの方に購入いただきました。
島田先生は講演を『幸縁』といわれていますが、今回のこの講演会ですばらしい『幸縁』があちらこちらで生まれました。
今回の講演会をきっかけに、人にも自分にもあたらず前向きな人生を歩めるように、そしてそのことが人づくりやまちづくりにも活かせるように・・・。住んでいて良かったと思えるまちづくりができるように生かしていきたいと思います。
また、地域が一体となれるように今後もこのような取り組みができればと思いますので、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
島田妙子先生、遠路また長時間ありがとうございました。