千種発見発掘プロジェクト(千種まちづくり推進委員会・ちくさっ子を育てる会)」。
諸般の事情から平成28年4月より始動できる予定ですが、たくさんの方からお問い合わせや激励をいただいております。
正式には、「ちくさええとこネッ!と(千種まちづくり推進委員会)」・「ちくさっ子を育てる会のブログ」にて告知させていただきます。
さてこの千種町には、地元に関連した書籍がたくさんあります。
その代表的なものとして「千種町史(編纂:千種町史編纂委員会)」があります。
昭和58年5月に発行されたこの町史は、8年という歳月をかけて編纂され、古代から現代にいたるまでの「千種」について、さまざまな文献や収集された資料などを整理・分類・解読・執筆という作業を経て発行されました。私たちの町「千種」の教科書ともいうべき一冊です。
その中で、町史本編は当然のことながら、“あとがき”にも興味深い記述・メッセージがありました。
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~抜粋~
「(千種の歴史の中で)いろいろと対立や試行錯誤が繰り返されてきた。しかしその考えの根底には「村を住みよくする。村を豊かにする」という意志が横たわっていた。そのような先人たちの姿を読みとって欲しい。
町民一人一人が、町の将来への展望を模索し、町のより良く生きる道を見つけなければならない。
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これは、先ごろお亡くなりになられた郷土史家 鳥羽弘毅先生の言葉と聞きました。
これらの言葉は30数年経った今、今回のプロジェクトを通して、ちくさっ子や地域の方々に伝えたいメッセージとなることでしょう。